フランス人が喜ぶ日本のお土産 どんなものがある?
フランスはアニメや日本食などが受け入れられ、日本ブームが起きていると言われています。
現地の人は日本の生活習慣やポップカルチャーに興味があり、フランスからの来日観光客の日本への情報量や関心分野には目を見張るものがあります。
そんな日本好きのフランスへ出向く際には、喜ばれるお土産を携えたいものです。
そこでフランス人が喜ぶ日本のお土産をご紹介します。
扇子
扇子は婚礼などの祝いに用いられたり、贈答品として送られたりと縁起の良いものです。
日常での利用もできて、重宝される傾向が強いです。
風を送る部分の扇面の絵柄はさまざまであり、選ぶのも楽しいものです。
日本好きなフランス人の中には、コレクションを楽しむ方もいるそうで、いくつあっても困らないお土産として人気があると言えます。
迷ったら扇子を選ぶことが良いかもしれませんね。
落語の小道具にも使われるため、そばを食べる姿を見せたりすると、より好感がわくことでしょう。
ガラス酒器
日本食ブームに関連して、日本酒もフランスでは人気があると言われています。
そのため、お酒を注ぐ器をお土産にするのも1つの方法です。
なかでも、おすすめなのが螺鈿(らでん)グラスと言われるものです。
螺鈿とは、アワビなどの貝類の虹色光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材を、漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法で作られた工芸品のことを指します。
安土桃山時代にはヨーロッパへの輸出が盛んになり、現地ではステータスシンボルとしての高級品で人気でした。
こうした歴史も踏まえてお土産に持っていくと、日本とヨーロッパの交流を再認識し良好な関係が築けるはずです。
螺鈿について詳しくはこちら
ステーショナリーグッズ
ビジネスの付き合いでのお土産であれば、仕事関連グッズをお土産にすると使用頻度も高いので、印象にも残るのではないでしょうか。
ボールペンやマウスパッド、カードケースやUSBフラッシュメモリーなどがビジネス向きのお土産だと言えます。
浮世絵などをモチーフにしたものもあり、日本への興味を引き起こさせることかもしれませんね。
折り紙
1枚の紙からいろいろなものに変化することができる折り紙は、フランス人にも受けがいいそうです。
日本の手先の器用さに感心し、紙を折って作るという発想に驚かれることでしょう。
折り方の説明もセットになった折り紙をお土産にすれば、一緒に折ることでコミュニケーションも深まるはずです。
模様や絵柄も豊富で見ているだけでも綺麗なものが多いため、飾っておくだけでも十分にお土産になることでしょう。
お土産などでものを贈るときには日本を紹介する気持ちと相手の生活に役立つものという工夫があると相手にも喜ばれるでしょう。
思わずクスッと笑えるもの、美しさに魅了されるもの。日本のお土産にはそんな要素が存分に含まれています。
お土産は贈る相手とコミュニケーションを図るためにもなり、関係を築くきっかけにもなるものです。
どんな切り口でコミュニケーションを築きたいかによってお土産を選ぶのも良いでしょう。
2017年1月23日