外国人にも人気! 日本の象徴富士山の魅力

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外国人にも人気! 日本の象徴富士山の魅力

「日本を象徴するものと言えば何ですか?」と聞かれたら、多くの方が「富士山」と答えると思います。富士山は、日本で一番標高が高くて見た目が美しく、古くから日本人に愛されてきた霊峰です。2013年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。
外国の方も「日本に来たなら富士山を見たい・登りたい」と考えている方が多く、毎年たくさんの外国人登山者が富士山を訪れています。富士山は、国内外問わず日本の象徴として考えられているようです。
ここでは日本人なら知っておきたい、魅力にあふれた富士山についてご紹介します。

日本一の山

数十万年前に最初の噴火が起こり、それから幾たびの噴火を繰り返すことで火山灰や溶岩が降り積もって山としての形を整えていきました。そして1万年ほど前に大規模な噴火が起こり、現在のような円錐の上部を切り取った姿になりました。その山は「二つとない山」という意味で不二山と名付けられます。
それ以来富士山(不二山)は、古くから霊峰として崇められるようになり、日本を象徴する山になっていったのです。

富士山は山梨県と静岡県の中間に位置する活火山。日本三名山にも選ばれており、3776mという標高は日本で最も高く、名実ともに日本一の山であると言えるでしょう。
毎年シーズン(7月~8月)になると国内外から多くの登山客が訪れます。登山道は吉田ルート、須走ルート、富士宮ルート、御殿場ルートの4つ。5合目まではバスや車で訪れることができ、晴れの日であれば眼下に山中湖、富士吉田市、河口湖などを一望することができます。

富士山近辺のエリアも魅力がいっぱい

富士登山も人気ですが、富士山の周辺にも一度は行ってみたい魅力的なスポットがたくさんあります。

そのひとつが、青木ヶ原樹海。富士山の溶岩流上(トルツメ)により形作られた特異な様相を呈する自然豊かな樹林です。富士山噴火の力を物語る溶岩洞窟が多くあり、多種多様な動植物を見ることができる日本でも指折りの自然環境を誇ります。
「一歩足を踏み入れたら出てこられない」などの怖いうわさが多い青木ヶ原樹海ですが、現在では遊歩道が整備され、案内看板も多く、またキャンプ場や公園、そして展望台が設けられるなど観光地化が進んでおり、気軽に楽しめる場所になっています。

青木ヶ原樹海以外にも、富士五大湖と呼ばれる美しく魅力的な湖(山中湖、本栖湖、西湖、精進湖、河口湖)があり、大自然を感じられる人気のスポットになっています。

多くの画家を虜にした富士山

日本一の魅力を誇る富士山は、日本の画家を多く魅了してきており、たくさんの絵画作品のモチーフとして富士山が描かれています。
その中でも最も有名な作品のひとつが、葛飾北斎の『富嶽三十六景』でしょう。各地から望む富士山の姿を描いた風景画で北斎の代表作のひとつです。西洋美術にも影響を与え、世界で一番有名な日本画と言えるかもしれません。
『富嶽三十六景』の中でも、巨大な波と富士山を描いた「神奈川沖浪裏」や赤い富士山を描いた「凱風快晴(通称:赤富士)」は人気が高く、多くのグッズのデザインに採用されています。

外国人にも人気! 日本の象徴富士山の魅力

富士山には魅力がたくさんあり、国内外からの人気も高いです。
外国人のお友達に何かお土産を購入しようと検討中の方は、富士山がデザインされたものを選んでみてはいかがでしょうか。きっと喜ばれると思いますよ。

外国人にも人気! 日本の象徴富士山の魅力