これは無理!? 外国人が苦手な日本の食べ物
海外から観光に来る外国人は、日本の食を目的としているという人も少なくありません。
食事がおいしいというイメージがある日本ですが、定番の食べ物であっても外国人からすると「これ、ちょっと苦手……」というものも多いです。
ここでは日本食の定番から番外編まで、外国人が苦手な日本食を紹介します!
納豆はにおいも味もNG
納豆は発酵食品なので、あの独特のにおいと粘りがあります。
日本人でも関西では納豆のにおいや味が苦手だという人は少なくありません。
日本人でもダメなのですから、外国人にとってはもっと苦手意識があって当然かもしれません。
なかには「納豆のある空間にいるだけでも耐えられない!」という人もいるほど。
しかし、「初めは苦手だったけど、何度か食べているうちにクセになった」という外国人もいます。
“納豆にチャレンジした回数”が関係してくるのかもしれません。
定番おつまみ塩辛も苦手な外国人が多い
塩辛はおつまみの定番でもあり、「日本酒との相性は抜群」という好みの方も多いです。
しかし外国人にとっては、塩辛のあの見た目がまずNGなのだそう。
色が不気味ということで、口に運べないという外国人が多いです。
味も「ただ塩辛いだけでおいしさがわからない」という感想が多いそうです。
そもそも、タコやイカを食べる習慣がない国が多いという点もひとつの理由かもしれません。
生卵はおなかを壊す?!
生の卵を食べる習慣がある国は少なく、多くの国では細菌の感染が心配され生食はされません。
日本では卵かけご飯をはじめ、すき焼きでも使いますし卵とじなども半熟が基本です。
しかし外国人にとっては上記のことが理由で、あまり食べたがる人は多くいません。
「日本では生食できるように管理が行き届いている」と伝えても、食文化の違いから食べたくないという外国人が多いです。
踊り食いやお造りは好まれない
日本では白魚の踊り食いや、アワビなどの貝類を生きた状態で焼く、尾頭付きのお造りなどは一般的です。
豪華に見える日本独特の調理法・盛り付け方も、外国では少なく、残酷と感じる人が多いようです。
また、宗教上の問題からこういった食べ方ができないという外国人もいます。
ほかほかの白ごはんもダメ?
日本人にとって炊き立てでほかほかの白ごはんは最高のごちそうです。
「あの炊き立ての香りがたまらない!」という人も多いですよね。
甘くて柔らかく感じるあの香りも、外国人にとっては鼻につくことがあるようです。
ごはんを白い状態で食べる習慣が少ない国もあり、白ごはんに抵抗があるということも珍しくありません。
同じ食材でも調理法などで食べられなかったり、そもそもその食材が苦手であったりと外国人が苦手とする日本の食べ物は意外にも多くあるようです。
外国人に食品を送る場合はその国の食文化や、その人の好みまでしっかり確認をとることが大切ですよ。
2016年7月27日