海外でサインする前に押さえておきたい書き方のポイント

TOP > ハウツー > 海外でサインする前に押さえておきたい書き方のポイント

ハウツー

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Share on GREE
Bookmark this on FC2 Bookmark

海外でサインする前に押さえておきたい書き方のポイント

日本では契約などをする際に印鑑を押す文化がありますが、外国、特に西洋ではサイン(自筆署名)をする文化を持っています。
海外へ出かけた際に、さまざまな場面でサインを要求されることが多くなります。
初めて海外へ行くという方の中には、「サインは漢字ですべきなのか、アルファベットで書くべきなのか、サインの書き方がわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、海外でサインを要求されたときにどのように書けばいいのか書き方のポイントをご紹介します。

西洋社会におけるサインとは

西洋社会におけるサイン(自筆署名)は、信頼の証と言えます。
ペンを使って自筆で署名することで、契約書などに書いてある内容を受け入れ、契約内容について履行することを約束するのです。
日本社会における印鑑と同等の効力を持っています。
そのため、ただ名前を記入するだけの行為であるとは言え、海外へ行きサインをするときは、しっかり覚悟を持って行わなければなりません。
サインは信頼の証ですから、海外でサインを求められたときはきちんと責任を持つようにしてください。

サインは常に同じものを

サインは本人の意思を証明するものです。そのため、サインは本人が書いたとわかるものでなくてはいけません。
場合によっては複数枚の書類にサインをすることがあるかもしれませんが、必ず同じ筆致で書くようにしてください。書くサインがそれぞれで異なっていると、信頼性が下がってしまいます。
「自分のサイン」を作って、常に同じサインを書くよう心がけましょう。
「サインは漢字がいいのかな、アルファベットがいいのかな」と悩む方もいると思いますが、サインは自分の持っている身分証明書に合わせることをおすすめします。

例えば、パスポートに書いたサインが漢字なら、漢字で書くといいでしょう。
反対にアルファベットで書いたのなら、アルファベットです。
サインは身分を証明する役割をも担っていますので、身分証明書と同じにしておくことでより信頼性を増すことができます。

クレジットカードは裏面の署名通りに

海外旅行先で買い物をするとき、クレジットカードで決済をすることが増えていますよね。
クレジットカードで買い物をすると、支払いの際にレシートにサインを求められることがあります。
「日本では漢字で書いているけど、海外だからアルファベットのほうが親切かな」と考え、アルファベットでサインをしようとする方もいるかもしれませんが、それはNGです。
クレジットカードで買い物をする際は、裏面に記入した自分のサインを確認してください。

それがアルファベットで書かれていればアルファベットでOKですが、もしも漢字なら、英語圏であろうとフランス語圏であろうと漢字でサインしなくてはいけません。
クレジットカード決済の際にするサインは、クレジットカードの持ち主であることの証明です。
変に気を使ってアルファベットで書くと、本人である証明にならず、販売を拒否されることもありますよ。

クレジットカードは裏面の署名通りに

海外においてサインは日本の印鑑ほどの効力を持っています。
サインをするときは慎重になり、身分証明書やクレジットカードにされている署名をまず確認し、そこに書かれている通りに書くようにしましょう。
サイン文化を持っている外国のお友達に会うのであれば、お土産に万年筆やボールペンをプレゼントしてあげても喜ばれるかもしれませんね。

クレジットカードは裏面の署名通りに