扇子や梅酒が好き? ドイツ人に送って喜ばれるお土産を紹介!
以前、ドイツ人と日本人の国民性が似ているという話題を取り上げました。
真面目な国民性やお酒を飲むときの仕草など、日本人と被るところがあって、親しみを持つ方も多いと思います。
反対に、ドイツでも親日の方が多いと言われています。
国民性が似ているといっても、ホームステイの時にドイツ人のホストファミリーに送るお土産に悩んでしまう方もいると思いますので、今回は、ドイツ人に送って喜ばれるお土産3選を紹介します。
扇子
ドイツといえば、どことなく冬の印象が強いかもしれません。
ですが、意外にも夏の暑さはこたえるようです。
一般的な家庭やオフィスではエアコンが備え付けられていないところが多く、扇子といった持ち運びが楽で涼しさを感じ取れる道具は、お土産としてうってつけかもしれません。
送る相手が女性の場合にはデザインも気を付けたほうが良いでしょう。
年齢にもよりますが、ドイツ人女性は「かわいい」よりも「綺麗」なものを好む傾向があるようです。
富士山などが描かれた落ち着いたデザインがお勧めです。
またドイツでは、竹があまり自生していません。
そのため竹製品のものを選ばれると、お土産としての価値が高まりそうです。
印鑑
ドイツ人の方は、漢字や日本語の平仮名が読めなくても魅力を感じてくれるようです。
海外の方にとって自分の名前が漢字などに変換されると、どのように表記されるかということに少なからず興味を抱いています。
あらかじめホームステイ先の方の名前が分かるのであれば、その方の名前を彫った印鑑をプレゼントすると良いでしょう。
ただホームステイ先の方の名前が長すぎて、印鑑に収まらないこともあります。
契約書のような正式な使い方はしないでしょうから、無理やり漢字に変換したりニックネームのみにしたりしても良いかもしれません。
梅酒
ビールが有名でアルコール好きな方が多い印象のドイツですが、梅酒を好んでくれる傾向があるようです。
ドイツにもワインやリキュールのような甘いお酒がありますし、梅酒も輸入品として一般のスーパーで購入できます。
ですが、日本のように梅酒の種類が豊富だという訳ではありません。
そのため梅の実が入ったものや黒糖を使った梅酒を選ぶと、希少価値が高く喜ばれる可能性が高いでしょう。
ただ梅酒をドイツに持って行く場合は、いくつか注意が必要です。
1つ目は容器の素材です。機内などで壊れないように瓶ではなく、パックのものを選ぶことをお勧めします。
2つ目は、満17歳以上でないとドイツ国内に持ち込めません。
またアルコール度数によっても持ち込める量が変わります。
梅酒の場合はアルコール度数が22%以下のため、2リットルまで持ち込むことができます。
詳しくは以下のURLを参照してください。
ドイツ人は真面目で人間関係を大切にする国民性を持っています。
だからといって、国民性に甘えてお土産選びを怠ってはもったいないです。
せっかくの留学や旅行をより一層楽しむためには、相手としっかりと仲良くなることが大切です。
お土産が、相手の喜ぶものかどうかで第一印象が変わるかもしれません。
2016年6月16日