おみやげにぴったり! 伝統工芸「蒔絵」とは
「蒔絵」というものをご存知でしょうか?
蒔絵は海外の方への日本みやげとして人気の高い伝統工芸品です。
今回は蒔絵とはどのようなものなのかと、蒔絵がデザインされたおみやげにぴったりなアイテムをご紹介します。
伝統工芸「蒔絵」とは?
蒔絵は伝統的な漆工芸技法の一つです。
漆器の表面部分を漆で絵や文字、文様などを描いていき、それらが乾かないうちに金粉を「蒔く」ことから「蒔絵」と呼ばれるようになりました。
蒔絵の歴史は奈良時代からと古く、鎌倉時代から桃山時代では将軍も愛する文化の一つとして根付くようになります。
江戸時代には一般庶民にも普及するようになり、蒔絵産業は拡大していきました。
そして1974年に「伝統的工芸品産業の復興に関する法律」が制定され、蒔絵などの漆器作品は伝統工芸品の一つとして認められるようになったのです。
蒔絵がデザインされたおすすめおみやげ
蒔絵は現在、その美しいデザインから外国人観光客に注目されるようになり、おみやげに選ばれることも少なくありません。
それではここで蒔絵を使ったおすすめのおみやげをご紹介していきます。
古来から憧れの「金」をベースに作られた蒔絵ボールペンは、多くの外国人観光客から注目を浴びています。
高級感のある桐箱も付いているため、おみやげやプレゼントに最適です。
・働く外国人男性に! ステーショナリーセット
マウスパッド・USBメモリー、額立てが付いている「ステーショナリーセット」も、ワンランク上の高級感ある贈り物として人気です。
日本らしいのデザインが施されているため、日本好きな外国人男性へのプレゼントにぴったりです。
・性能抜群! 爪切り
実は日本製の「爪切り」の性能は抜群といわれています。
日本の技術が詰まった爪切りに蒔絵がデザインされたこの商品も人気のおみやげです。
蒔絵が素敵なのはもちろんのこと、切った爪が飛び散らないストッパーケースなどは海外の方にとっては高性能に見えるそうです。
加賀金箔を下地にし、多彩な花々を豊かな配色で仕上げたオルゴール付きの宝石箱です。
細部にまで色使いにこだわり、10回近く塗り重ねた山中漆器の技術はぜひ手にとって実際に見ていただきたいです。
女性への贈り物にとても喜ばれる素敵なアイテムです。
おみやげに大人気! 細部にまでこだわった蒔絵製品
古くから伝えられている蒔絵の技術は、世界でも類を見ない技術のため海外からの注目度がとても高いものです。
日本から生まれたこの素敵な芸術作品をおみやげやプレゼントの候補の一つにしてみてはいかがでしょうか。
2016年11月29日