一生ものになる! 万年筆の特徴についてご紹介!

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一生ものになる! 万年筆の特徴についてご紹介!

万年筆は使えば使うほど持ち主の書き方に馴染み、持っているとどんどん愛着がわいてくるものです。長い間使い続けることで自分だけの一本に成長してくれることは、万年筆の利用で得られる大きな喜びのひとつでしょう。
ここでは、万年筆の特徴や、種類などをご紹介します。

万年筆の特徴

万年筆最大の特徴は、小さな金属を2つに割ったペン先です。このペン先によって繊細で味のある文字を書くことができます。力を強くすれば太くなり、ペン先を紙の上に置き、紙面をなぞるようにすれば細い文字を書くことができるのです。力を入れなくても線が引けるというのも、万年筆の特徴のひとつといえるでしょう。
ペン先は利用者の筆圧やペンの入れ方の向きなどに馴染んで変化していきます。利用者のクセに合わせて変化していくことで、利用者にとって使いやすい、自分だけの筆記具に成長してくれるのです。

万年筆の種類

万年筆には、インクの入れ方に大きく分けて2種類あります。

・カートリッジ式
万年筆と聞くと、インクを補充するのが面倒だというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、最近ではカートリッジを挿入することで簡単にインクの補充ができるタイプのものも多くなっています。
インクの入っているカートリッジを万年筆に挿入するだけで万年筆を使うことができますので、万年筆を初めて使う、外出先で頻繁に利用するなどの場合は、カートリッジ式のものを選ぶのをおすすめします。
カートリッジは万年筆によって形状が変わりますので、自分の持っている万年筆に合うカートリッジがどれなのか、筆記具屋の販売員に聞くなどして確認するようにしておきましょう。

・吸引式
カートリッジ式と比べると、インクの補充や万年筆の手入れが大変になりますが、万年筆の魅力を最大限に味わいたいのであれば、吸引式のものをおすすめします。吸引式は文字通り、ビンなどに入っているインクにペン先を入れ、吸引機でインクを吸い上げることでインク補充するタイプの万年筆です。吸引式のインクはカートリッジに比べてカラーバリエーションが豊富で、様々な色で文字を書くことができるようになります。
初めはいちいち吸引することに面倒くささを感じるかもしれませんが、インクを吸引している時間に何ともいえない情緒を感じるという方もいるほどです。「万年筆を使っている」という実感を強く持てるタイプの万年筆であるといえるでしょう。

万年筆は手入れが重要

万年筆はほかの筆記具と違い、長く使うためには日ごろからの手入れが必要になります。
インクを入れたまま長い期間放置していると、ペン先につながる管の中でインクが固まって文字が書けなくなることがありますので、長く使わない場合はカートリッジを外したり、インクをインクのビンに戻したりするようにしましょう。
もしもインクが出なくなったら、コップなどにぬるま湯を入れ、一晩くらいペン先をつけてみてください。固まったインクが溶けて、また文字が書けるようになります。
それでも文字が出ない場合は、筆記具屋に持って行き、メンテナンスをしてもらうようにしてください。

一生ものになる! 万年筆の特徴についてご紹介!

万年筆にはいろいろなデザインが施された商品がたくさんあります。日本らしいデザインがされているものは、外国人のお友達へのお土産にピッタリです。外国へ行く予定のある方は、万年筆をお土産にしてみてはいかがでしょうか。

万年筆