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北斎Tシャツ
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葛飾北斎(1760年~1849年)
江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎は、世界で最も有名な日本人です。
1999年にアメリカの雑誌「ライフ」で、「この1000年で偉大な業績を残した100人」として、
日本人でただ一人選ばれました。
北斎がヨーロッパの芸術家に与えた影響は大きく、ゴッホ、モネ、ドガ、ガレなど
印象派誕生のきっかけになったといわれています。
また、ドビッシーの交響曲「海」は、北斎の神奈川沖浪裏を横において作曲したといわれ、
スコアの表紙にもなっています。
6歳から満88歳まで、実に3万点もの作品を描いた北斎ですが、
代表作は「富嶽三十六景」「北斎漫画」などが有名です。
「富嶽三十六景」は72歳から順次出版された晩年の作品です。
江戸の市井の庶民の生活の向こうに見えるは富士。
人々の動の営みに見え隠れする静の富士は、当時の富士山信仰と相まって
大人気を博したそうです。
引越し魔としても有名で、生涯転居すること93回。絵を描くことにのみ集中し、
部屋が汚れると引っ越したそうです。
死の直前、北斎は、
「天我[てんわれ]をして五年の命を保たしめば、真正の画工となるを得べし」
と言ったといわれます。
森羅万象、全ての真実を描きつくそうと生涯をかけた、北斎の魂の叫びが
聞こえるかのようです。
『冨嶽三十六景 凱風快晴』(通称:赤富士)
(葛飾北斎画)『冨嶽三十六景 尾州不二見原』
(通称:桶屋富士)(葛飾北斎画)『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』
(葛飾北斎画)
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静の「赤富士」に対して、「山下白雨」は動の「黒富士」
と呼ばれています。
「白雨」とは夕立のことで、右下に閃光鋭く稲妻が走っています。
左側には積乱雲が立ち、富士山頂は快晴ですが、山の下は夕立。
夏の日の一瞬を切り取った、赤富士、神奈川沖浪裏と並ぶ
北斎の傑作です。
非常にデザイン化された、現代にも十分通用する「山下白雨」が
Tシャツになりました。
【タグについて】
北斎生誕の地である隅田にちなみ、
冨嶽三十六景より、「隅田川関谷の里」に描かれた早駆の武士を
中央に据えたタグをTシャツの裾に縫い付けております。 -
富士の稜線と藍が美しい「相州梅沢庄」をデザインしたTシャツです。
相州梅沢は今の相模原辺りで、湖水に佇む5羽の丹頂鶴と
富士に向かって飛び立つ2羽の鶴の対比も見事です。
【タグについて】
北斎生誕の地である隅田にちなみ、
冨嶽三十六景より、「隅田川関谷の里」に描かれた早駆の武士を
中央に据えたタグをTシャツの裾に縫い付けております。 -
北斎の代表作である「神奈川沖浪裏」をシックにデザインした
Tシャツです。
つかみかかるような荒波の向こうに見えるは富士、手前に波に翻弄
される小舟が描かれています。
ダイナミックな構図は、ヨーロッパの多くの芸術家に影響を与えました。
左胸には絶筆にきわめて近い作品と言われ、富士を越えて黒雲とともに
龍が昇天する様を見事に描いた富士越龍図にも押される 「百」の
印をプリントいたしました。
【タグについて】
北斎生誕の地である隅田にちなみ、
冨嶽三十六景より、「隅田川関谷の里」に描かれた早駆の武士を
中央に据えたタグをTシャツの裾に縫い付けております。 -
月に映し出される、忍ぶ姿を描きました。
循環型社会の江戸に生きた北斎に学んで、資源を無駄にしない工夫と永くご愛用頂ける物づくりを心がけました。
CO2を可能な限り排出せずに発電したグリーンな電力を使い、日本の熟練の職人が細やかな心配りで縫製、プリントをいたしました。 -
朝日受け山肌輝かす富士に、南風はそよぐ循環型社会の江戸に生きた北斎に学んで、資源を無駄にしない工夫と永くご愛用頂ける物づくりを心がけました。
CO2を可能な限り排出せずに発電したグリーンな電力を使い、日本の熟練の職人が細やかな心配りで縫製、プリントをいたしました。 -
桜の向こうに、伸びやかな富士を覗く。
雪は下がるごとにまだらに残り、麓まで伸びやかな稜線を見せ、右には山々を従え、やがて霞に隠れる。
富士の名所の地からの絶景、東海道江尻田子の浦略図の富士を桜の向こうに覗きます。日本を象徴するような眺望を想い北斎の画を合わせTシャツに配しました。
仄かな桜色が、杢目の生地に柔らかに映える一枚です。 -
シンプルな線ながら、眼をほそめ丸く息づく兎の体温までも感じる北斎の画力が伝わる1枚です。
柔らかな、うす卵色の兎に浅紫のTシャツを合わせ胸元を一羽、裾を一羽が飾ります。
裾の一羽には、その丸さをなぞる様に眉月を添えました。 -
北斎の虫のデッサンを取り上げ、北斎の眼から見た生物多様性を現代に問いかけます。
衿元から糸を垂らし降りて来る蜘蛛を金色の箔プリントで表現いたしました。背中の左肩にも脚を大きく拡げた蜘蛛の箔プリントを施しTシャツ全体を使い 北斎の世界を表現いたしました -
北斎の虫のデッサンを取り上げ、北斎の眼から見た生物多様性を現代に問いかけます。
北斎漫画より、朝顔を染め出しました。
北斎は元来、画師の師匠より弟子へと描き与えられる物であった 「絵手本」を一般に広める事に情熱を注ぎました。
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誇りを持った日本の職人ならではの仕事をする。
心を込めた一つ一つの工程の積み重ねが、信頼の品質を
つくり上げるのだと思います。
わたしたちは、半世紀にわたってTシャツを作り続けてきた経験をもとに、
素材選びから、染色、カッティング、縫製、仕上げまで、熟練した
日本の職人ならではの、きめ細やかな心配りを各所に施しています。
国内屈指の紡績会社の手で丁寧に紡がれ、編まれたオリジナルの
国産生地は肌触りに優れるだけでなく耐久性も兼ね備えています。
また、袖口、裾部分の縫製に、あえて天地引きを多用するのも
数あるこだわりの中の一つ。
このTシャツ着脱時の瞬間の強い引っ張りに耐える縫製方法により
ホツレ、糸切れの可能性を低減し、永年の着用に応えています。
お気に入りのTシャツほど着用の機会も増え、自然と洗濯の回数も
増えていくことと思います。
着るごとに愛着や味わいが増していく、永いご愛用に応える確かな
日本のものづくり・・・それが、私達の誇りであり目指しているものです。
わたしたちは、縫製部門の場合、袖、肩、衿・・・など縫製箇所
ごとに細分化し、専門職化しています。
このことにより縫い手の個性に合わせて、使用するミシン1台毎に
ファイン・チューニングを行い、縫製の精度を上げていくことも
可能になります。
そして何よりも、職人が責任と誇りを持って同じ工程をつくり続ける
事によって、製品の完成度と品質の安定感は高まると考えています。
熟練と経験を重ねたスペシャリストが集まり、切磋琢磨しながらも力を
合わせることで、同じ目標である「永くご愛用いただけるTシャツ」を
つくりあげています。
※ 縫製部門の職人の平均職歴は、おおよそ15年以上。最長は
35年を超えています。