アメリカ編1
世界のお土産マナー集―アメリカ編1
お土産マナー集―アメリカ編1 |
「ものくるる人」はいい人? 徒然草の中に「よき友に三つあり。一つには、物くるる友。二つにはくすし(医者)。三つには知恵ある友。」(117段)という行がありますが、初めて読んだとき、吉田兼好はなんてジコチューな人だと思いました。 でも、モノをあげる立場になって、やっとその意味が分かりました。プレゼントを選ぶときには、相手の顔を思い浮かべ、あれにしようか、これにしようかと、相手のことを考えるわけですよね。 つまり、 「ものくるる人」は私のことを考えてくれた人です。 兼好法師にイイネ!を一票! アメリカでのプレゼントの渡し方 アメリカでも、いろいろな機会にプレゼントして、気持ちを伝えます。特にクリスマスプレゼントは、アメリカのその年の消費を左右するほど盛大です。 日本では、もらった物をすぐその場で開けるのははしたないとされていました。今は、徐々に変化しつつあるようですが、まだ、結婚式の引き出物などをその場で開ける人はいないと思います。 一方、アメリカでは、もらった相手の前で開け、お礼を言うのがエチケットです。 このことは、渡す立場からすると、お土産をあげるときに品物の説明を強いられることになります。ここでスムーズにコミュニケーションできると楽しいですね。 こういうときに、日本のおみやげ.comの英語説明カードをお役立てください。日本文化を背景に商品の説明をしていますので、強い味方になります。 「つまらないもの」は誰も欲しくない また、「つまらないもの」と謙遜して差し上げるのはNGです。つまらないものは誰も欲しくないし、そう言われれば必要以上に誉めなくてはならないと思われる方もいます。 お土産を渡すときは、 This is for you. I hope that you like it. などの言葉を添えて、あなたの気持ちを伝えましょう。 お土産は、品物に託して心遣いを贈るものだと思います。 「お返し」は必要? もし、あなたがアメリカ人にプレゼントをもらったら、お返しは必要ありません。お返しは「借りを返す」形式的なものと思われ、あまり良い印象を与えないでしょう。誕生日にカードを贈ったり、家に招待したりして感謝の意を表しましょう。 |
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