世界のお土産マナー集―中国編

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中国は何もかもケタ外れ



ニーハオ(こんにちは)


経済発展の目覚しい中国ですが、何もかもスケールが大きく桁外れです。
人口は13億人、世界では68億人ですから、約5人に1人は中国人です。
国土はロシア、カナダに次ぎ世界第3位で、ヨーロッパ全体の面積とほぼ同じ、日本の約26倍の広さ。

また、56の民族が共生する他民族国家でもあり、92%は漢民族、残り8%が55の少数民族です。
少数民族のうち、多い順にチワン族、満州族、回族、苗族、モンゴル族、チベット族、ウィグル族と続きます。
国土が広大なため、同じ漢民族でも言葉が通じず、ましてや他民族ともなると通訳が必要になるくらいです。

もともと一つの国に収まりきらない宿命を持つ国が中国ともいえます。

中国へのお土産タブーは?

中国語では、「終わり」を意味する「終(zhong)」と「置き時計」を意味する「鐘(zhong)」が同じ発音のため、一般的に置き時計を贈り物にすることは配慮にかけることとされています。腕時計なら問題がありません。

おやじギャグみたいですが、ビジネスの上では要チェック。

似たような例として、ロシアのクリスチャン・ディオールがあります。
佐藤優氏によると、クリスチャンカはロシア語で百姓女という意味なのでロシアではディオールはあまり成功を収めなかったということです。

ニーハオ・トイレ

中国のトイレといえば、ドアなしや、もっと強烈な溝だけトイレを思い浮かべる人も多いかと思います。
俗に言う「ニーハオ・トイレ」です。
日本では、トイレは非常にプライベートなものと位置づけられていますが、中国では、自然現象なので隠す必要はないと考えられています。

最も、北京など大都市では個室トイレが増えているようです。
ただ、清潔とはいえないトイレも存在するので、ホテルやレストランのトイレを利用したほうがカルチャーショックは少ないかもしれません。
郊外に行くと、トイレは各家庭にない場合も多く、共同トイレの形をとっているところもあります。
そこには、近所の人たちが集まり、さしずめ井戸端会議ならぬトイレ会議が花盛り。

壁のないトイレがもたらした交流の場でもあるようです。

中国のお年玉・紅包(ホンパオ)

紅包は赤い小さな袋に入れたお年玉、ご祝儀です。
これは日本にも伝わり、お正月のお年玉として子どもたちが楽しみにしているものですね。

中国では、紅包は子どもだけでなく、大人にも配ります。
春節(旧正月)に上司が部下にあげたり、お世話になった人に「今年もよろしく」の意味も込めてあげるようです。
日系企業にとっては、この紅包も悩みのタネだったりするようです。

日本の文化は中国から渡ってきて、独自に変化していったものと言われてますが、本場・中国の大きさに触れるにつれ、こちらも懐を深く、付き合っていくことが求められているのかもしれませんね。

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